荒涼とした岩砂漠に忽然と姿を現す巨大なペトラ遺跡、
映画「インディ・ジョーズ」、最後の聖戦の舞台で使われた場所です。
1日券から3日券まで販売しているのですが、何にせよ入場料がばか高い。
僕たちは1日券で1人当たり日21ヨルダン・ディナール(約30 USドル)を払って、5時間で遺跡内を観光しました。
一番、印象深かったのは奇形の岩の谷間の底を歩きながら忽然と真正面に姿を現す
巨大な神殿でした。遺跡にはほとんど、興味がないのですが、ここは一見の価値アリでした。
<2009/2/21 by Ryuji 回顧録より>
対岸にはサウジアラビアが、海の後ろにはダハブの街を隔てて荒涼とした
砂漠が広がっていました。
リゾート地というよりは、バックパッカーの集まるリゾート風の町と言った感じです。
物価も安く、日本人や韓国人の比率が多かったです。
僕たちが行った時には、ダハブの町から更に海岸沿いにリゾート開発の手を広げ、建設中のプロムナードや
ホテルがありました。これからはどんどん物価が上昇していくでしょうね。
ここでは、相方ひろぴんがダイビングのオープンウォータを取得し、僕は毎日シュノケーリングに
出かけては、眼下に広がる巨大な珊瑚を見たり、素潜りをしたりして日々を過ごしました。
今はトレッキング中心の旅をしていますが、きれいな海の中を見るのもいいなぁ〜、と思う今日この頃です。
<2009/1/27 by Ryuji 回顧録より>
初のブラック世界上陸。最初は緊張していたのですが、
そんなのは束の間。ブラック世界にはすぐに慣れました。
僕たちが最初に入国したエチオピアの首都アディスアベバは、標高2,400mの高原に位置し
雨季の真っ只中で、肌寒かったのを覚えています。気温が40℃近くあるエジプトから
飛んできたので尚更です。
エチオピアの人は多くの人に英語が通じ、コミュニケーションには困らなかったのですが、
困ったことに東洋人を見ると「You! You!チーノ!チーノ!」、しまいには「Fuck!!」と罵声を浴びせてくる輩が
多いのです。特にディラという町は酷かった。僕も本気で頭にきてよくブチキレてました。
(苦笑)
ここで1つのエピソードを。
写真はアディスアベバ市内のバスターミナル。数日後、アワサという町に移動するために
もうひとつのバスターミナルに行った時に話。外国人に対しては荷物の荷揚げ代を法外な額で要求してくるので、
自分でバスの屋根に荷揚げをした時のことです。係員かどうか分からない男がバスに乗り込んできて20ブルを払え!と言ってくる。
無視をしていたら何と乗客までもが金を払え!と加担してくる有様。
僕もブチン!!でした。「お前誰だよ?関係ねぇーくせに口出しすんな!」
罵声の応酬を繰り返した末、彼らが退散したのですが、1つのいい例です。
この後もエチオピアの移動では荷物代をビタ一文要求させませんでした。
野次を飛ばすアホも多いですが、きちんと教養を備え、自分達の国のことに
ついて広い知識と持論を持って語ることができる人たちがいたのも事実です。
まだまだ高い教育を受けた人たちの層が薄いのが1つの要因かもしれません。
色々と頭に来ることが多かった国ですが、コーヒーだけは天下一品!!
マキーアート、美味しかったです。
<2009/1/17 by Ryuji 回顧録より>