【No.13】ケープタウンの象徴・テーブルマウンテン登山
標高1,063mのテーブルマウンテン。
日によっては、頂上付近に雲がかかり強風が吹き荒れ、道迷いに遭う可能性もあるという。
僕達は毎朝、キャット&ムースの宿からテーブルマウンテンの天候を確認していた。
ケープタウンの街が快晴でも、テーブルマウンテンには雲がかかっている日はザラにある。こんな日は街で大人しく過ごしていた。
9月26日の朝、外をみてみると快晴でテーブルマウンテンもクリアに見えた。これはチャンス!一気に行かないと
天候が変わるかもしれない。この時期のケープタウンは春に入る頃で天候が不安定なんだそうだ。
確かにケープタウンに到着した日は終日、晴れと強風と雨の繰り返しの天候だったし肌寒かった。
ここは時間がもったいないので、タクシーをつかまえて、ケーブルカー乗り場まで行くことにした。
Long Streetからメーターを回して、50R(約700円)。ここの国はボッタくる人が激減するため、料金の喧嘩をしなくて済む。
とりあえず、ケーブルカー乗り場から登山口まで足慣らしに歩こうと思い、係員に場所を聞いたら、
トレッキングをするのはやめた方がいいと言われた。
僕たちが、登山口に行った日も、強風のためケーブルカーの運行を見合わせていたのだ。
ここは勘に頼ることにし、係員の言うことは鵜呑みにしないようにした。危険だと感じたら、すぐに引き返せばいいわけだし、そもそも登山口の標高がケーブルカー乗り場と同じくらいだとしても、
標高400m。この位置では時折、風が吹き付けることはあっても、雲には覆われない。日々、観察したところ、標高800m付近から
すっぽりと雲に覆われるのではないだろうか。
ケーブルカー乗り場から舗装道路を歩くこと、20分(1.5km)、登山口の標識が現れた。
係員の言葉とは裏腹に、ぽつりぽつりとトレッカー達が登山しているではないか。
どうやら、皆、街から登山口までタクシーで来たようである。
登山口の看板によると、標準コースで登山するなら、片道2時間(南部アフリカの地球の歩き方では3時間と紹介されている)、下山1時間と書かれて
いた。登山口スタート地点の標高は400m。標高差は600m。荷物は日帰り用なので普段よりとても少ない。
歩くこと1時間、眼下にはケープタウンの町並みがよく見えた。
高山のような壮大な景色はないけど、気持ちのいい軽〜いトレッキングができる。
登山口から1時間40分、テーブルの上に出た。
眼下には美しい海岸線とテーブルマウンテンをの稜線が見える。
▼情報
タクシー:往路50R/復路40R。いずれもメーター使用。タクシーの車種によって初乗り料金と距離当たりの加算額が異なる。
※ケーブルカーは往復130R(約2,000円)します。
▼持って行ったもの
レインウェア、トレッキングシューズ、帽子、サブザック、フリカケご飯、水2L。
アクティビティ一覧に戻る
|
|