【No.26】ブランカ山群トレッキング@_ラグナチュールップ湖(LAGUNA.CHURUP)
目的
準備
トレッキングへ!
目的
3月末にワラスに来てしまった私達。トレッキングのベストシーズンにはまだまだ早く、ほぼ毎日のように雨に降られていました。
時間を持て余し気味だったので、ワラスから気軽にアクセスできて高度順応もできてしまうというラグナチュールップ湖を訪れることにしました。
準備
【1】情報収集
ワラス市内のインフォメーションセンター、及び各人のHP
<ワラスインフォメーションセンターの場所>
AV.Luzuriaga沿いにあるアルマス広場向かいの小道、郵便局の隣。
英語可。ワラス近郊の主なトレッキングルートの簡単な地図が無料でもらえます。
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【2】国立公園入域について
ラグナチュールップもワスカラン国立公園セクターに入るので、入域許可のチケットが必要…とインフォメーションで聞いていたのですが、
1度目も2度目もチケットのチェックはありませんでした。まだシーズンじゃなかったからかなぁ??謎です。
●入域料
1日のみのチケット…5ソル
30日間有効(その間何度でも出入り可)チケット…65ソル
●入域料支払いとチケット受領場所
ワスカラン国立公園オフィスでの支払い&チケット受領となります。
場所:AV.Luzuriaga通りを南に進みます。Domasco通りのもう一本南の通り (通りの名前が不明です。ごめんなさい) をAv.San Martin方面へ数m行ったところです。
見過ごしてしまいそうな建物ですが、中をのぞくと山のポスターなど貼ってあるので分かると思います。
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【3】ラグナ・チュールップまでのアクセス
<行き>
ワラスのAv.Las AmericasとAv.Agustin Gamarraの交差点付近より
LLUPA行き(LLUPA標高3,650m)のミクロ(トヨタのハイエースの乗合バス。
「ミクロ」と呼ばれている)に乗車。
運賃:4ソル
乗車時間:約30分
*ミクロは乗合バスなので乗客が集まるまで発車しません。あしからず。
<帰り>
行きと逆のルートでLLUPAからワラス行きのミクロに乗って帰ろうとしたのですが、親切な地元の方がLLUPAから更に20分程下ったところにUNCHUSという村があって、そこからはミクロが頻発しているし、運賃も1ソルと安いので
おすすめ!と教えてくれたので、その通りのルートで帰ってきました。
確かにワラス−LLUPA間は運賃がやたらと高いし、なによりミクロの本数も多くないので、帰りはこの方法で帰ってくるのが良いと思います。
運賃:1ソル
乗車時間:約20分
*LLUPA−ワラスへ戻る最終のミクロは18時〜19時位にLLUPAを通るそう。割と適当な感じなので都度確認した方がベター。
UNCHU−ワラスの最終ミクロの時間は??です。
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【4】装備の準備と調達
装備に関しては記録なし。日帰りだったので、軽デイバック一つの身軽な格好で行きました。
ただ、実際行ってみて感じたことは、「滑り止めの付いた手袋」があれば良かったなということ。湖直下の崖の登り降りがあるので、手袋があれば尚便利です。
■行動食の内容
クッキーチョコ1袋
■食事の内容
1度目(2009年4月1日)
昼:インスタントラーメン
2度目(2009年4月15日)
昼:サンドイッチ
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【5】その他
●テント場
ほとんどの人は日帰りで行くと思いますが、テントを張れそうな箇所が2箇所あったので以下に記します。
@国立公園看板前(Lag.CHURUPとQda.SHALLAP分岐点看板のある芝生の空き地)
ここは2度目に訪れた時、実際テントを張っている方がいました。水場は近くの小川。もちろんトイレなし。
A湖直下の崖下
設備などはもちろん何もなし。ただテントを張れる平らなスペースがあるだけで景色もイマイチ。
●トレイル状況
LLUPAから国立公園看板前までは地元の人たちの生活道になっており横道もあって多少紛らわしい。道幅が大きく、整備されている方を選んで歩けば問題ない。
国立公園に入れば、ほぼ一本道で要所要所に目印があるので迷うことはまずない。
また、雨季の時期には道がドロドロだったり、崩れていたりするので、ゲーターがあると便利です。
●水場
LLUPAから国立公園看板前まではトレイル脇に時折用水路がある。でも、家畜が多いので直接の飲用は避けるのが賢明。
国立公園内では1時間に1度くらいは水場に行き当たる感じで水には困らなかった。でも、これは雨季の話で乾季に入ると様子が違うかもしれないので要確認。
トレッキングへ!
■2009年4月15日 晴れ〜曇り〜小雨〜晴れ
ワラス 〜 LLUUPAまでミクロ(乗合バス)で移動 所要時間約30分 移動距離?km
歩行区間(行き):LLUPA分岐点(8時5分発)〜PITEC〜国立公園入り口(9時15分着)〜Lag.CHURUP(11時35分着)
歩行時間3時間15分 歩行距離?km
歩行区間(帰り):Lag.CHURUP(12時発)〜国立公園入り口〜PITEC〜LLUPA〜UNCHUS(14時半着)
歩行時間2時間半 歩行距離?km
ワラスへ来てからの私達の日課。それは毎朝屋上に出て空模様を見ること。
私達は4月1日にもラグナチュールップを訪れている。が、濃霧で視界が非常に悪く途中で断念してしまった。その判断に悔いはないけれど、湖が見られなかったことにずっと不満を感じていた。
2度目こそ!!という思いもあって、毎朝祈るような思いで空を見上げていたのだ。そして4月15日の朝…
外へ出ると待ちに待ったお天道様が気持ちよくワラスの町を照らしていた。ワラスから見える山々も頂上まできれいに見渡せる。
よし!行こう、ラグナチュールップへ!!
ここの雨季というのは午前中は申し訳程度に晴れても、午後になると天気が崩れることが多い。これはグズグズしていられない!!
いつでも思い立ったらすぐに行けるようにと、前々から準備していたお菓子やジュースを急いでザックに詰めて、「行こう」と決めてから一時間後にはラグナチュールップのトレイルヘッドとなる
LLUPA行のミクロに揺られていた。
1度目の時はミクロに乗車しているトレッカーは私達以外誰もいなかったのに、今日は私達を含めトレッカーが6人も乗っている。
やたらとテンションの高いフランス人トレッカーと今日向かう湖のことやワスカラン山のことを話している間に、私達の気持ちも一気に盛り上がってきた。
そうこうしている内に、LLUPA到着。(LLUPA標高3,650m)
←LLUPA分岐点。この坂を登っていく。
ちなみに、1度目(4月1日)のLLUPAはこ〜んな感じ。
←ほぼ同じ場所で撮影しているのに、天気によってこんなにも違う雰囲気。
8時5分、LLUPAより出発!一度訪れているところなので、他のトレッカーたちと話しながら余裕の表情で進む。
しばらくはLLUPA村の生活道を歩くことになるので、野良仕事に向かう村人と行き合います。オラ!お仕事ご苦労様です。
フト、前方を見やるとよく耕された畑が山のあちこちに確認できました。こんな山奥にまでと思うようなところにも「畑」。
ペルーの山の奥深さや、人間が入り込んで農業のできる範囲はこんなにも広く高く深いのか…としばし感じ入る私。
歩き始めて1時間10分後の午前9時15分に国立公園入り口に到着。
←国立公園入り口から1時間くらいはひたすら登り。
←ここからワラスの町が見えます。随分と登ったものです。
1度目に訪れた時は自分の周り半径10m程度しか視界がなかったので、ワラスの町が見渡せるなんて思いもしませんでした。
やっぱりまたここに来てよかった。
そしてやはりこれも1度目には見えなった滝と崖↓
←遠方に見えるあの滝の横の崖を登りきると湖があるそう。…え!?あの崖、登るの??とちょっと及び腰になるも、引き返すのは悔しい。前進あるのみ!let's ポジティブシンキング♪
←10時55分。滝直下の崖に行き当たる。
この頃から小雨が振り出し、一組のカップルが「岩がツルツルして登るのは怖いから湖は諦める」といって帰っていった。その気持ち分かる。
さっきまで意気揚々と歩いていた私も実際この崖を前にして
ぐずぐずとし始める。竜ちゃんが私のお尻を押すように崖へと追い詰めるので、意を決して岩に手足を掛けて登っていく。竜ちゃんや、ミクロで出会ったハイテンションのフランス人に押したり、引いたりして
もらって、11時35分やっとチュールップ湖に到着!!(チュールップ湖:標高4,450m)
2度目にしてようやく湖と対面!ここで湖を見ながらお昼ご飯を食べて、心もお腹も満たして帰途に着きました。
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